第3回ものづくり日本大賞 篠田プラズマ(株)
2012年 1月 24日 にアップロード
近年ますます大型・薄型化が進むディスプレーだが、それにつれ消費電力は増す一方。加えて、製造設備や製造電力も問題視されている。同社は、それらの課題を克服する新技術PTA (プラズマチューブアレイ)を開発。表示部分の薄さわずか1mmで曲面表示も可能な、世界初の100型以上の超大画面フィルム型ディスプレーを製品化した。従来の薄型ディスプレーに比べ薄さ5分の1、重量10分の1、消費電力3分の1で、製造のための巨大設備投資も不要。さらにプラズマチューブを敷き詰めた1m×1mのサブモジュールを組み合わせることで、超大画面を設置できるため、運搬方法も設置場所も選ばない。09年11月には、兵庫県明石市立天文科学館に同社製の「SHiPLA(シプラ)」145インチディスプレーが初納入された。次代デジタルサイネージとして、その注目度はますます高まる。
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