磁気浮上グラファイトの光運動制御

2013年 1月 9日にアップロード

青山学院大学理工学部化学・生命科学科の阿部二朗教授の研究室が発表した，磁気で浮上させたグラファイトを光によって運動制御する研究です。

強い反磁性を示すグラファイトの磁化率は温度に依存することを利用し，磁気浮上したグラファイトの一部にレーザを照射することで磁化率を増大させ，浮上距離を変化させることで運動を制御するものです。また太陽光を用いても同様の制御が可能で，高速回転を実現することにも成功しています。

今後は光による物質輸送や光アクチュエータのみならず，従来の技術には無い，環境に優しく安全な全く新しい低コスト太陽光発電の開発も期待できるとしています。

研究の詳細については阿部研究室HP，またはYoutube

映像提供：青山学院大学理工学部化学・生命科学科阿部二朗教授

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