月刊OPTRONICS 2015年12月号「進展するプラズモニックデバイス -領域の拡大が続く-」
2015年 12月 1日 にアップロード
月刊OPTRONICS 9月号が刊行しました。特集は「テラヘルツ技術の最前線 ‐光源と応用の最新動向‐」 です。
テラヘルツ波とは,周波数0.1 - 10 テラヘルツ(THz),波長でいうと3 mm- 30 μmに位置する電磁波です。
この帯域は,電波と赤外線との中間に位置しており,可視光に対して不透明な物質(主としてソフトマテリアル)に対する電波的な透過性とともに,光としての直進性や取り扱いやすさを併せ持っています。
また,電波的な特長を有する電磁波で最も短い波長を有するため,回折が小さく空間分解能が高いという特長があります。
このことから,テラヘルツ波は非破壊・非接触・非侵襲のイメージング検査に適しており,セキュリティなどでの利用が期待されています。
また,光源の出力が上がっていることから,様々な物質の同定やさらには通信,物質の創生までその応用が広がっています。
今回はこのテラヘルツについて,最新の技術動向を各大学や企業の皆様にご寄稿頂きました。テラヘルツの最新情報をここでキャッチしてください。
イントロCG作製:東京工科大学 大久保研究室 森脇大地
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カテゴリー: 雑誌・書籍
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