富士通研究所の,汎用10Gb/s用部品で100Gb/s高速通信を実現する光伝送技術

2013年 5月 31日 にアップロード

富士通研究所は,デジタル信号処理を用いたDMT(Discrete Multi-Tone)変復調方式を適用することで,汎用的な10Gb/s用の部品で1チャネルあたり100Gb/sの伝送を実現する技術を開発しました。

従来,データの伝送速度を向上するためには高速化に対応した部品が必要となり,汎用的な部品を用いることができませんでした。また,これまでの単純な変復調方式を用いた伝送方式では高速化に限界がありました。

この技術を4チャネル構成の光送受信器に適用することで,次世代データセンターでの適用が期待されている400Gb/sイーサネット用トランシーバの実現が可能となり,クラウドサービスを支えるデータセンターの処理能力の向上(データ転送の高速化)が期待されます。

このビデオでは,その原理を中心に解説しています。

プレスリリース:http://pr.fujitsu.com/jp/news/2013/03/14-2.html

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